magpie:Claude Code、Codex、Gemini CLIなどのコーディングエージェントで任意のモデルを共有し、上限に達したらアカウントを切り替えるローカルゲートウェイ

Published · AI Daily — AI-assisted deep research, methodology & disclosure

yetone/magpieはGo製・MITライセンスのオープンソースで、2026年9月23日に作成され、執筆時点でスターは約1.15万。127.0.0.1:3425にローカルゲートウェイを立て、OpenAI Chat、OpenAI Responses、Anthropic Messages、Geminiの4つのプロトコルを相互に変換するため、「Claude CodeをKimiで、CodexをDeepSeekで」動かすのが1つのコマンドになる。各エージェントが署名済みのサブスクリプションを読み、枠が尽きたら切り替えることもでき、プライバシーと利用規約に注意が必要だ。

yetone/magpieはGoで書かれたオープンソースのプロジェクトで、MITライセンスです。2026年9月23日に作成され、最後のプッシュは10月14日、執筆時点でスターは約11,517、フォークは773です。スローガンは「すべてのエージェントのモデルを、一か所で」。メニューバーからClaude CodeをKimiに、CodexをDeepSeekに、Gemini CLIをGLMに切り替えたり、OpenCodeにChatGPTのプランを使わせたりできます。背景は現実的です。いま、コーディングエージェントは多く、それぞれがモデルを自分の設定ファイルに書き、形式もキーもベースURLも違い、あるエージェントのために払ったサブスクリプションは普通その中でしか使えません。magpieは、それらを1つのアプリと1つのローカルゲートウェイの後ろにまとめようとします。

中心はローカルのゲートウェイで、アドレスは127.0.0.1:3425です。OpenAI Chat、OpenAI Responses、Anthropic Messages、Geminiの4つのプロトコルを話し、相互に変換し、ストリーミング、ツール呼び出し、推論も含みます。そのため、ベースURLを設定できるエージェントなら使え、READMEは3組の環境変数の書き方を示しています。対応エージェントの一覧は長く、Claude Code、Codex、Gemini CLI、OpenCode、Cursor CLI、Copilot CLI、Goose、Cline、Qwen Codeなど数十あり、magpieは手元にインストール済みのものだけを表示します。モデルを選ぶには、値をクリックすると、追加したすべての提供元のすべてのモデルが入った検索可能な一覧が開きます。magpieはエージェント自身の設定の要の項目だけを原子的に書き換え、コメント、順序、書式はそのままです。プロファイルは、各エージェントの設定を「節約」や「集中」といった名前で保存し、まとめて切り替えられます。

提供元の対応は広いです。プリセットにはAnthropic、OpenAI、Google Gemini、DeepSeek、Kimi、智譜GLM、MiniMax、Qwen、Mistral、Groq、xAI、OpenRouter、Ollama、LM Studioなどがあり、OpenAI互換やAnthropic互換のURLも使えます。モデル一覧は事業者から取得し、名前や推論レベルはmodels.devで補われます。より特徴的なのは「サブスクリプション」です。サインイン済みのエージェントは、背後にモデルを持つサブスクリプションとして扱われ、magpieはそれを他のすべてのエージェントへの提供元として出します。1つのサブスクリプションに複数のアカウントを足せ、magpieはそれらの間でフェイルオーバーします。READMEには、Claude(手元の本物のclaudeを動かし、エージェントのツールをMCPで橋渡し)、CodexとChatGPT、GitHub Copilot、Gemini Code Assist、Antigravity、Grokなどが挙がり、npmのOpenCode認証プラグインやpiパッケージにも対応します。

もう一つの中心がルーティンググループです。グループは複数のモデルを1つとして使い、ゲートウェイが各メンバーのキーとアカウントに要求を振り分けます。モードは5つで、smartは枠が残り最も早く更新されるサブスクリプションを選び、更新時の無駄を減らします。orderは最初のモデルが答えられなくなるまで使い、次へ移ります。rotateは毎ターン次のメンバーへ移ります。usageは最も使われていないものから使います。paceは週の残りが時間あたり最も多いアカウントを選びます。会話は、事業者のプロンプトキャッシュを保つため答えたアカウントにとどまり、グループの中にグループも入れられます。意図ルーティングは、選んだ小さなモデルに毎ターンを読ませ、テストは強いモデルへ、簡単な質問は安いモデルへ回します。毎日のウォームアップで、ClaudeとChatGPTの各アカウントの5時間枠を決めた時刻に始めることもできます。コマンドラインでは、magpie provider addで提供元を追加し、magpie claude deepseek/deepseek-v4-proでClaude CodeをDeepSeekで動かし、magpie quotaで各プランの残りを見ます。

使う前に、いくつか現実的な注意があります。一つ目は資格情報です。magpieは、各エージェントがすでに持つサインイン情報、つまりClaude CodeとCodexのファイルやシステムのキーチェーンを読んでサブスクリプションを見つけます。これを止めるには、設定のプライバシーで「サブスクリプションアカウント」をオフにする、magpie accounts discovery offを実行する、1回だけならMAGPIE_NO_ACCOUNTS=1を使います。APIキーの提供元はどちらでも動きます。二つ目は規約です。1つのサブスクリプションを他のツールに回すことがその利用規約に合うかは自分で確認してください。私たちは確認しておらず、不確かなうちは大事なアカウントで使わないほうがよいでしょう。三つ目はインストールです。公式の1行はcurlをshに渡す形で、アプリのダウンロード、go install、Dockerイメージもあります。スクリプトは先に読んでください。READMEは、ベンダー自身のプランで1つのエージェントを使い、それで足りるなら不要だと率直に述べています。複数のエージェント、提供元、アカウントを使う人向けです。

Sources

FAQ

magpieは何を解決しますか。

コーディングエージェントはそれぞれ自分のファイルにモデルを書き、形式、キー、ベースURLも違い、あるエージェント向けに払ったサブスクリプションはそのエージェントでしか使えません。magpieは手元のマシンにゲートウェイを立て、OpenAI Chat、OpenAI Responses、Anthropic Messages、Geminiを相互に変換します。ストリーミング、ツール呼び出し、推論も含みます。アプリやCLIで、どのエージェントにも任意の提供元のモデルを選べ、magpieはそのエージェントの設定の要の項目だけを、コメントや順序、書式を保ったまま原子的に書き換えます。

利用枠が尽きたらどうなりますか。

ルーティンググループを使います。グループはエージェントが1つのモデルとして扱う複数のモデルで、たとえばgroup/daily-codingのようにし、ゲートウェイが各メンバーのキーとアカウントに要求を振り分けます。モードは5つで、smartは枠が残り最も早く更新されるサブスクリプションを使い、orderは最初のモデルが答えられなくなるまで使い、rotateは毎ターン次へ移り、usageは最も使われていないものを先に使い、paceは週の残りが時間あたり最も多いアカウントを使います。会話は、事業者のプロンプトキャッシュを保つため、答えたアカウントにとどまります。magpie quotaで各プランの残りを確認できます。

使う前にどんなリスクを考えるべきですか。

第一に、magpieは各エージェントがすでに持つサインイン情報、たとえばClaude CodeやCodexのファイルやシステムのキーチェーンを読んでサブスクリプションを見つけます。設定のプライバシーで切るか、magpie accounts discovery offを実行するか、MAGPIE_NO_ACCOUNTS=1で1回だけ無効にできます。第二に、1つのサブスクリプションを他のツールに回すことがその利用規約に合うかは自分で確認する必要があり、私たちは確認していません。第三に、READMEはcurlからshへのインストール、go install、Dockerイメージを示しています。スクリプトは実行前に読んでください。