富士通×大阪大学:量子コンピュータで創薬を加速

富士通と大阪大学がSTAR V3を発表。位相回転ゲートと論理Tゲートの統合により分子エネルギー計算時間を大幅短縮。触媒計算が古典コンピュータの数百万年から35日に。創薬や新材料設計を加速。

富士通と大阪大学の量子コンピューティング突破:STAR V3が創薬と新材料設計を加速

2026年3月25日、STARアーキテクチャV3と分子モデル最適化技術により化学材料エネルギー計算のリソース・時間を大幅削減。

STAR進化:V1(2023.3)基盤確立、V2(2024.8)効率改善、V3(2026.3)位相回転ゲートと論理Tゲートの統合で追加量子ビットなしにより複雑な分子計算が可能。

性能:量子ビットエラー率0.10%で約35日、0.01%で約10日。古典コンピュータでは数百万年。

応用:創薬(分子スクリーニングを年から週へ)、触媒設計、アンモニア合成最適化、炭素リサイクル。

日本の量子戦略:量子ビット数の世界記録ではなく限られた資源での実用計算能力最大化。「できるか」から「どれだけ速くできるか」への転換。